ホーローが魅力のタカラスタンダード
前回の記事に引き続き今回もキッチン・水廻りのリフォームを行う情報を中心に書いていきます。
特に今回はタカラスタンダードの製品について書いていきます。
僕の家族でリフォームを考えている際に重要視している点をメリット・デメリットを踏まえながら書いていきます。
みなさんのマイホーム計画に役立つ情報となるように書いていきます!
前回のリフォーム記事”LIXIL”編は以下の記事です↓
タカラスタンダードとは
タカラスタンダードの一番の魅力はやはり高品位”ホーロー”を使用していることです。
長く使用していくキッチン・水廻りの住設機器は、お手入れのし易さや丈夫さが重要なポイントとなります。
タカラのキッチンはこの”ホーロー”が各所に使用されています。
高品位”ホーロー”とは
丈夫な鉄製のベース板に清潔なガラス層を850℃の熱で焼付することで出来上がる素材です。
以下にメリットを記載します。
高品位”ホーロー”の良さ
- 汚れに強い
汚れがしみこまない為 キッチン廻りの油汚れや調味料や洗剤など、水拭きでサッと落とせる。
(もちろん臭いも付着しにくい!、揚げ物を作った翌日の臭いも軽減) - 熱に強い
特にキッチン廻りは特に高温になります。
火を近づけてもススが付着するだけで、変色・変形はありません。 - キズや衝撃に強い
フライパンや鍋などの硬い金属が当たっても丈夫で大丈夫!(笑)
ワイヤーブラシで擦っても傷がつかないです。
(これはショールームで聞いてとても驚きました) - 安心素材
住宅用建材や家具等の接着剤にはホルムアルデヒド等の有害物質が含まれています。
この有害物質がシックハウス症候群の原因となる為、建材には含有の規制があります。
タカラのキッチンはホーロー素材の為、上記建材を使用していないとのこと。
(木製の部分がある製品の場合は、一部建材を使用しています) - マグネット使用可能!
マグネットが使用できるため、レシピをマグネットクリップで固定できる!
調味料などを置く、小さなカンターもマグネットを使用すればどこにでも固定できる!
(調味料をマグネットケースに入れたり、タオル掛けもマグネットで取付) - ホーローパネルに”お絵描き”できる!
ホーローパネルに油性・水性ペンでお絵描きが出来る為、お子さんの落書きに対応!
またこのパネルを利用して、家族間の伝言板として利用することも! - ゴキブリなど寄り付きにくい!
ホーローパネルは鉄板を使用しているため、木製に比べ冷たく感じます。
この冷たいパネルのおかげで、温かい部分を好むゴキブリなどを寄せ付けにくいのです。
上記のようにホーローの魅力は多くあります!(一部カタログより)
タカラのショールームにて
ここからはショールームで見学した住設機器について書いていきます。
こちらも予約なしで来場しましたが、たまたまアドバイザーさんの空きがあり、丁寧に対応いただきました。
我が家が見学したのはキッチン・洗面化粧台の2種類となります。
順番に説明していきます。
システムキッチン
タカラのホーローシステムキッチンにはグレードの高い順にレミュー、トレーシア、エーデルという3つの製品があります。
(リフィットという製品がありますが、高圧メラミン化粧板の製品となります)
タカラのキッチンのワークトップ(天板)はアクリル人造大理石となっています。
アクリル人造大理石は、直射日光でも日焼けしないです。大きなメリットですね。
経年劣化による変色はメンテしようがないと思うので良い性能ですね!
ワークトップには上位のグレードとして”クォーツストーン”という製品がありますが、高級なため我が家では見学もしませんでした💦
(良いモノは高額になる・・・ここはデメリット?!でしょうか)
シンクに関してはとても良い機能の”家事らくシンク”という、タカラオリジナルのシンクがあります。
(タカラスタンダード カタログより)
上段にスライドまな板、中段にアシストスペース、下段にミドルスペースがあります。
シンク部分に3層の異なる用途の機能があることで、家事のし易さがアップすると思います!
シンクとコンロの間のスペースだけだと、調理する際のスペースが不足する場合があると思います。
(我が家はこのシンクとコンロの間が30cm程度しかないため、キッチンの横にワークスペース兼収納を設置しています。)
揚げ物の衣をつけたり、まな板を使用したり、鍋を仮置きしたりと用途は様々。この3層のスペースを存分に活用できます。
ビルトインコンロ
タカラのビルトインコンロはパロマ製品をタカラオリジナルとして、設置しています。(OEM的な)
ビルトインコンロに関しては、別の記事で詳しく書きますので楽しみにしていてください。
レンジフード
タカラのレンジフード 我が家的にはこれは素晴らしいと思いました。
キッチン同様 タカラのレンジフードは”ホーロー”製です。このため汚れが付着しても水拭きできる!
実際に油性ペンで字を書いても、水拭きで簡単に汚れが落ちてしまう。
またホーローの加工であるため、前述の様にワイヤーブラシで擦っても大丈夫!
(内臓のシロッコファンのみ親水性塗装の為、ワイヤーブラシはNG)
各部分の取り外しも容易に行うことが可能で、メンテナンス性も抜群と感じました。
なぜこのフードに関心を持ったかというと・・・
先日大掃除で現在の自宅(借家)のレンジフードの掃除を行いました。
妻は料理が好きなため、様々な料理(もちろん油ものも沢山)を作ってくれます。
フードの表面は時折掃除していますが、分解したことはありませんでした。
分解していると地獄のように油がこびり付いており、永久凍土のようにビクともしませんでした💦
知り合いの設備業者さんに話を聞くと、掃除をしていないご家庭のレンジフード。
整流板を外した時に油のドロドロがマグマのように溢れてきたとのこと💦
(まさに地獄ですね🔥🔥🔥)
こういったことにならない様、手間いらずのメンテし易いレンジフードは素晴らしいと感じました!
ちなみに・・・
我が家のレンジフードの掃除は”セスキ”を水に薄め浸透させて油汚れを落としました!
セスキ:驚くほど洗浄や付着汚れを落としてくれる、魔法の粉!
油汚れだけでなく、台拭きなどの除菌消臭も出来る優れもの!
洗面化粧台
タカラの洗面化粧台は6種のタイプからなります。
今回はファミーユという製品に興味を持ち見学してきました。
(タカラスタンダード カタログより)
やはりタカラだけあって一番の魅力は”ホーロー”で構成されていることです。
前述の通りホーローは頑丈であり、マグネットも取り付きます。
マグネットのタオル掛け等を下部キャビネットに取り付けることも出来る為、使い勝手により自由度が高いと感じました。
妻がこのタカラの洗面化粧台を気に入った点としては、28cmの高さのボトル等が収納できるキャビネットであることです。
前回の記事のLIXILの洗面化粧台”ピアラ”は、ここまでの高さが収納できなかった為です。
普段使用している方はこういった、痒いところに手が届く感じが良い印象を与えるようです。
話は少し外れますが・・・(建築的な観点)
洗面化粧台のサイズ(幅)を検討する際に注意すべきことは、洗濯機との隙間です。
少しでも洗濯機との隙間を埋めたい・収納を増やしたいと思う方も多いと思います。
しかし洗濯機との隙間を”ゼロ”にしてしまうと、洗濯機のメンテや取替が出来なくなってしまう・・・
こういったことも十分検討して、製品を選択してください。
ショールームに自身の家の図面を持ち込むことで、こういった他との干渉を踏まえてプランを提案してくれます!
さいごに
今回の記事ではタカラスタンダードのショールーム見学についてと各製品のメリット・デメリットについて書きました。
普段使用する製品は、値段だけでなく丈夫さ・メンテナンス・使い勝手等 総合的に判断することをオススメします。
今回も同様 結論:ご家族でショールーム見学を必ず行ってください!イメージが膨らみます!
(カタログ・ネットの口コミでなく、自身で体感することが重要)
次回以降のブログでは他のメーカーのショールーム見学記事を書いていきます。
これからも皆さんの役に立てるよう記事を書いていきます。
楽しみにしていてください。
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