学科試験のラスト2科目 合格率UPには構造も最重要! 【構造・施工】⑤

一級建築士への道

一級建築士 学科試験 僕の学科合格までの対策                     第3回 【構造・施工】

第2回からの続きです。
今回は学科解説編のまとめ学科④構造学科⑤施工について書いていきます。
この記事では一級建築士の資格取得を目指しているみなさんへ、
僕がこの一級建築士を取得するまでにチャレンジした内容
を説明していきます。

この記事では学科試験(構造・施工)を勉強していく際に注意するポイント
特化して勉強することのメリットを中心に伝えていこうと思います。

今後一級建築士チャレンジする予定の方・チャレンジ中の方・まだ諦められない方に少しでも
役に立つように情報を発信していきます!
↓前回のブログです。

学科試験 最も重要な科目は法規!【計画・環境・法規】④
一級建築士にチャレンジしている方必見!この記事では一級建築士 学科試験の計画・環境・法規の3つの教科で実践した勉強法お伝えしています。一級建築士これからチャレンジする方・立ち止まっている方も大丈夫。この記事を読めば3つの教科”特に法規”の勉強法等、今後の試験対策につながるこ違いと間なし!!

学科④ 【構造】 出題数30問

構造について構造力学を中心とした計算問題と各種の構造を理解し問題を解く学科となります。
(僕の認識です)

問題の分類と出題率は以下の通りです。(※年度によって出題率は変動があります)

構造力学(応力やトラス・断面や応力度・変形や不静定)・・・・・・・17%程度、
構造設計(固有周期や振動・全塑性や崩壊・地震や耐震などの構造)・・20%程度、
一般構造(地盤や基礎・鉄筋コンクリートや鉄骨と木造等)・・・・・・53%程度、
材料(木材・コンクリート・鋼材)・・・・・・・・・・・・・・・・・10%程度。

構造は法規とともに一級建築士学科合格のための最優先学科の1つです!
その理由としては出題数が30問と全体の25%弱を占めるからです。
この構造法規8割以上を得点することで、合格基準点の50%以上を獲得できます。
(合格点を90点としています。2021年は87点が合格点とのこと。)

ちなみにこの構造と法規で50%以上を取ればあと残りは42点程度。
とはいえ計画・環境・施工で42点が必要。
僕のように計画と環境が苦手な受験者には、この42点も苦痛です・・・💦
そうなるとこの構造力学に力を入れないといけないのです😢
ということで以下に僕自身が取り組んだ勉強法について書きます。

まず構造のはじめの6問程度は構造力学の問題となります。
6問のうち4問程度は難易度が低めの問題が出題されます。
ここは必ず取りこぼさないようにしましょう。
公式を覚えておけばある程度対応はできると思います。

※小さなノートにこの様な公式と簡単な図形を描いて、暗記を頑張ってました!

もちろん暗記が不得意な僕は、この構造力学の問題を他の教科以上に解きました!
計算することは不得意ではなかったためある程度は点数確保していました。
僕自身が少し苦労したのは、大学時代に習った構造力学との違いです!
何とプラスとマイナスの方向と学校の指導方法が反対であったことです。
(プラスとマイナスが反対でも答えは同じになります)
このように今までの自分自身のやり方に固執するあまり、得点のチャンスを逃す可能性があると思います。
二次 製図試験は特に!!

そして構造の中でも一番得点配分があるのが、一般構造です。
特に鉄骨構造・鉄筋コンクリート構造で8問程度の問題があります。構造力学同様重要な部分です。
学科試験の2回目の際はここも重点的に勉強しました。

上記の通りこの構造はとても重要な科目です。
前回の記事で説明した法規同様、試験前年の11月頃から毎日5問の問題を解くようにしていました
得意科目とはいかなかったものの何とか得点出来るようになりました。

 

 

※ボルトのイラストが結構うまく書けてます(笑)

学科⑤ 【施工】 出題数25問

施工についても施工に必要な内容を中心とした暗記して問題を解く学科となります。
問題の分類と出題率は以下の通りです。(※年度によって出題率は変動があります)

施工管理(請負契約・施工や工程や安全計画・品質管理・機械器具等)・・24%程度、
各部工事(仮設・地盤や土工・躯体工事・仕上工事)・・・・・・・・・・64%程度、
その他(複合問題・改修工事・設備工事)・・・・・・・・・・・・・・・12%程度。

施工に関連していない受験生にとっては難関な科目です。
しかも25問という問題数は全体の20%を占めています
そのため学科試験合格には十分勉強をして得点を稼ぐ必要があります。
施工に関しては分野が広いため、施工に携わっていない受験生はとても大変だと思います。
しかし分野が広い分、一つ一つの問題の難易度は低いと感じます。

 

 

※勉強を始めたころの小さなノートです、このように用語だけでなく小さなイラストを記載することで
視覚的に理解しやすくなり、記憶の定着へも繋がります。

実はこの施工が一番の得意科目でした。僕は施工管理職をやっていたため、問題の内容もすんなりと頭に入ってきました。
計画や環境が不得意な分ここが僕の頑張りどころでした。
資格学校の模試でもここは得点がし易かったです。
それでも施工に関連していない業種の受験生でも勉強をしている方は、高得点を挙げている人もいました。
そんな努力をされている方たちには、施工管理をしていた僕でも歯が立ちませんでした。
そんな僕は資格学校内で上位をとれるように更に勉強をしていた記憶があります。
努力を積み重ねている受験生は必ず良い成績を残します。やはり何事も”努力は大切”だなと感じました。

 

 

※鉄筋の曲げ等、施工に携わっていない受験生は覚えるのが大変💦
ここでもイラストを用いて理解度UP!!

さいごに

この記事では一級建築士試験へチャレンジする方へ向けて、僕が実践した学科試験 構造・施工の勉強法について書いてきました。

前回の記事でも書いた通り、努力を続けることは重要です。
今回紹介した構造と法規は合わせて55問、125問の学科試験の半分弱を占めた大切な教科です。
これから勉強を開始する方はとりあえずで構いません、特に構造は毎日5問を解き続けてください!

一級建築士試験にチャレンジする全ての方に、少しでも興味を持って実践してもらえればと思います。

次回からのブログでは学科試験の先、製図試験について”僕なりの勉強法”について書きたいと思います。
僕は製図試験を3回も頑張りました💦伝えることは沢山沢山盛沢山あります!

是非 楽しみにしていてください。



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