一級建築士 製図試験 【年末年始にやっていた”合格対策”】⑧

一級建築士への道

合格へ向けて、今はエスキスを猛特訓!!

この記事では翌年の製図試験に向けて年末年始にやっていた、製図試験”合格対策”を書いていきます。

一級建築士の製図試験にチャレンジしている方、現在学科試験の対策として勉強され散る方へ向けて、書いていきます。

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製図試験に臨むまでは

僕自身は平成29年学科試験合格し、製図試験令和元年度合格しています。

(合格までのエピソードは後日ブログにUPする予定です)

平成29年『小規模なリゾートホテル

平成30年『健康づくりのためのスポーツ施設

令和元年 『美術館の分館

合計3回の製図試験では様々な対策をしてきました。

通常製図試験は10月中旬に実施され、12月のクリスマス頃合否の発表があります。

合否発表までの2か月は、毎日どうだろうなぁ?受かっているかなぁ?とずっと考える日々です。

 

そんなモヤモヤが続く日々、僕自身は主にエスキス対策の徹底的な勉強を行っていました。

エスキス攻略1番一級建築士合格への道だと確信しています。

6時間半という長いようで、超短い製図試験時間の中でエスキスがその内の2時間程度を占めます。

 

僕の通っていた資格学校の指導方法としては、
エスキス:2時間記述:1時間製図3時間見直し:30分と設定されていました。

そのためエスキスの出来具合によって、そのあとの記述と製図に大きく影響を与えるからです。

翌年10月の製図試験に向けて、資格学校の長期製図講座がはじまるのが2~3月。

この11月から翌年2月まで年末年始の期間がエスキス力を高める絶好の期間であります。

試験の課題が決まっていない時期のエスキスは、ゴールのないレースの様に感じる方もいると思います。

しかし課題が決まってから本気を出しているようでは、決して一級建築士という名の”ゴール”にはたどり着くことが出来ません。

ゴールに少しでも近づく為には、数多く建物用途の様々な課題を想定してエスキスを勉強することが良いのです。

ここからは実際の対策事項を説明していきます。

年末年始エスキス対策 様々な設計課題を解く

製図試験の過去問題が多く掲載された対策本や自身の資格学校からもらっていた資料、

また同時期に別の資格学校に通っていた方から問題を見せてもらい様々な課題に取り組みました。

製図試験の課題は毎年変わり尚且つ過去の同様の課題とは焦点を変えた内容で出題されます。

注意ポイントとしては、近年(5年程度)の製図課題は出題される可能性が低いです!

様々な問題を解くことも大切ですが、建物や敷地・法令の条件があります。

とにかく多くの問題を解き自分なりの解決方法を身に着けるとこが大切です。

僕はこの時期”製図のウラ指導”という対策本の課題を解いていました。

また長期の製図講座を2年間受講していたことも、多くの課題を解くようになれた理由だと思っています。
(資格学校から様々な建物の課題を提供されていたため)

エスキスのスパン割は7*7か6*7を基本とする!

エスキスを行う際は7m*7m(約50㎡)、6m*7m(約40㎡)を基本としていました。

この理由としては要求室の面積が50㎡や40㎡の倍数が多いためです。

これの面積に該当しない場合もありますが、基本的にはこの2パターンのスパン割で対応できます。

特に本番の試験でこのスパン割に合わない要求室が出題される場合があります。

こんな時にも慌てず、上記の2パターンのスパン割に合わせてみてください。

注意ポイント本番の試験でいつもと違う解き方を初挑戦することは絶対に避けてください!

各課題を解いてみたら・・・

課題を解いてしまうとやることがなくなってしまいます。

こんな時僕が行っていた対策は、別の解き方を試してみることです。

例えばスパン割を7m*7m⇒6m*7mにして解いてみる。
建物のサイズ・建物い位置を変更してみる。
要求室の設置階を変更してみる等。

このように一度解いた問題を違う視点で解いてみることで新たな解法を見付けるキッカケにもなります!

エスキスの時間は各問当たり2時間を目安に

本番の試験同様にエスキス勉強は常に、2時間と決めて対策を行ってください。

エスキスの勉強を進めていれば、ゆっくり解くことは誰でも出来るようになります。

しかし本番の試験でより力を発揮するためには、常に時間を守ることはとっても大切です!

どれだけ練習でエスキスを2時間で終えていても、本番は緊張と過度の意気込みで上手くいかないかもしれません。

常に本番を意識することは、合格への第一歩であります。

エスキスは拘り過ぎない!

製図試験で試験元から求められていることは要求事項を要求通りに回答することです。

デザイン性や独自性・自身の思いや主張は不要なものです。

そのためエスキスのプランに自分の思いや、デザイン的要素を組み込むことで不合格への道を突き進まないようにしてください!

さいごに

今回の記事では僕自身が製図試験に向けた冬の時期。

年末年始にやっていた”合格対策”のひとつエスキス特訓について書いてきました。

年末年始は勉強する気分も出ないと思いますが、何かやらなければ・・・と思う季節でもあります。

色々なことを手掛けるほど、翌年の製図試験情報は薄く効果が低いと思います。

製図試験で最も重要な”エスキス”対策を行っておくことが、一級建築士合格への道であります!

今後も製図試験対策について書いていきます。

楽しみにしていてください!



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