一度は一級建築士を目指そうと思ったことありませんか?!
突然ですが・・・
この記事では建築業界のトップクラスの資格『一級建築士』に私がチャレンジし、見事合格を勝ち取ったまでの努力と根性とチャレンジの日々を書いていきます。
今後一級建築士の資格にチャレンジする予定の方へ向けた情報と僕の失敗談、エールを込めて書いていきます。
少しでもみなさんの建築士等の資格取得に役立てばいいなと思います。
はじめての建築士挑戦
社会人1年目 会社へ資格学校の営業マンが来て、上手な勧誘に負け申込みしてしまいました(笑)
二級建築士取得後一級建築士に挑戦する2年コースとなりました。
かなり前の話なのでうっすらしか覚えてませんが、ローンで100万程度掛かったと思います。
(15年程度前はこの2年コースで100万程度でしたが、数年前僕が合格した際は、
特別コースであったため年間50万程度で受講が出来ました。
現在は更に受講費用がUPしているのが現状です。年々受講料が高騰し年間で100万程度掛かります)
大金を叩いて受講してるため、やらなければっという思いで毎週日曜日に通っていました。
でもですねやる気だけでは、勉強は続かないと感じました。
現場監督という仕事で、残業中も毎日続き週一回の貴重な休みに資格学校へ通う。
疲れと眠さと苦痛の講義でした💦
僕は対面講義型の学校でしたが、全くついていけず宿題もやれてなかったたです。
勉強も宿題もしていないため、対面の講師に授業中質問することもためらいましたね…。
引け目ががあったことは事実です。
そんなことで試験受かることなく、1年目を終えました。
一級建築士に合格するためにはこういった、日々の疲れや眠さにも打ち勝つような強靭なメンタルが必須です!
絶対に合格したいなぁ⇒絶対に合格する!!という強い意志が重要なのです。
この2年コース挑戦でわかったこと
建築士とは言わずとも、どんな資格も怠けていては合格しないということがわかりました。
みなさん周知の事実かと思います。
たまたまラッキーパンチで受かるなんて事は無いですね💦
(皆無です(笑))
そんなこんなで2年コースの2年目もダメでしたね…
基本は学校で講義を聞かずに、携帯電話をずっと見てました(笑)
5個の試験学科のうちのひとつ、建築法規の試験では、法令集という辞書のような本を持ち込み試験を受けることができます。
法令集をみながらテストの回答のヒントが書いてあり、カンペをみながら試験を受けられると思ってました。
そんな思いは甘く、全く歯がたちませんでした。
現場監督ですので、施工の分野や構造力学の分野が少し解けたくらいでしょうか。
合格点まであと…35点くらい足りませんでした(笑)
ここで一級建築士試験について少し説明します。
試験科目は?
一級建築士試験には一次と二次の2つの試験があります。
一次試験:毎年7月中旬開催。学科試験で5科目(125点満点)あります。
科目1:計画(20)、科目2:環境(20)、科目3:法規(30)、
科目4:構造(30)、科目5:施工(25)の5科目です。
一次試験合格条件は各科目50%以上を得点し、なおかつ90点程度の合計点をとる必要があります。
僕自身はこの90点がまさに絶妙な合格点だと思ってます。
つみあげてもどれかの科目が他の科目の足を引っ張って、引っ張って💦
各教科のポイントは?
計画(20):建築計画系の問題が多く締め、暗記系や建築史等の問題が多く出題されます。僕は苦手な科目でした。
僕自身はいつも50%以上の得点がギリギリでした。
僕の計画の勉強法は、そこそこ取り組む事でした。講義の予習復習はそこそこ行い、一次試験前に資格学校の集中講義が行われます。
この集中講義で繰り返し問題を解くため、普段の勉強ではある程度切り捨ててました。
なぜ切り捨てるのか?というと
①計画得点配分が20点と総合計の125点に占める割合が少ないこと。
②実際の一次試験でその時のトレンドの話題や新しい工法などを出題される場合があるため、暗記するだけでは得点し辛いということ。
上記の2点が僕がそこそこ取り組むだけにした理由です。
環境(20):環境計画や環境の計算の問題が多く締め、暗記系だけでなくある程度の公式を覚えて計算する問題が多く出題されます。
こちらもいつも50%以上の得点がギリギリで、苦手な科目でした。(計画と同じですね💦)
同じ資格学校の生徒は実際の一次試験では満点近くの高得点を取る方が多くなぜそんなに出来るの?と思うことも良くありました。
ということでこの環境も計画同様、僕の勉強法はそこそこ取り組む事でした。
資格学校の試験前集中講義に、『全集中』というわけです(笑)。
環境も切り捨ててました!
①計画同様環境も得点配分が20点と総合計の125点に占める割合が少ないこと。
②僕が環境系の公式を覚えるのが苦手というか・・・、環境計画に興味がなかったこと。
上記の2点が僕が切り捨てた理由です。
法規(30):この法規の科目は最初の難関ポイント!”法規を制する者は、建築士試験を制する!”と確信しています。
この法規は唯一法令集を持ち込むことが可能です。といってもそう簡単にはいきません!
分厚い辞書の様な法令集の中から、回答を探すのは至難の業です。しかし繰り返し問題を解くことで道が開ける時が来ます。
僕はこの法規を最重要科目として勉強しました。以下が重要なポイントです。
①法規の得点配分は30点と総合計の125点に対する割合が24%と大きいこと。
②法令集の持ち込みが可能なこと、そしてある程度分野ごとに出題されること。
③後半10問程度の難易度が低めなこと。(建築基準法以外の法令)
上記の3点が僕の最重要科目とした理由です。
構造(30):法規同様この構造も重要科目のひとつです。構造?!っと目を顰める方もいるかもしれませんね💦
僕も得意科目とまでは行かずとも、他の科目よりは・・・と思ってました。
一次試験の6問程度を構造力学の問題が続きます。この6問は全問正解or5問正解が最低ラインだと、資格学校で厳しく指導されました💦
法規同様なぜ重要科目としたのか?以下に記載します。
①構造の得点配分は30点と総合計の125点に対する割合が24%と大きいこと。
②ある程度分野ごとに出題されること。(構造力学・鉄筋コンクリート・鉄骨・耐震の分野)
③他の科目よりは、得意な方であるということ(笑)
上記の3点が僕の重要科目とした理由です。
施工(25):一次試験当日最終科目:施工。僕の中で得点が取れる可能性が最も高い科目です。
現場監督を仕事としている僕は、数年前に一級建築施工管理技士を無事合格しました。そのこともあり得意科目でした。
ただし現場を経験されてない方には、暗記系の計画や環境よりも難しいようでした💦
しかしこの施工も重要な科目の一つですので、以下に記載します。
①施工の得点配分は25点と総合計の125点に対する割合が20%と2番目に大きいこと。
②現場に携わっている方には、理解しやすい(施工・設計・設備等)
上記の2点が僕の重要科目とした理由です。
なんとか一次試験を合格した身としては、基礎学力の向上をして高得点を狙える法規と構造をメインに得点すべきだと思いました。
ちなみになぜ建築士を目指したのかというと・・・
僕の幼少期より父が小さなリフォーム会社を経営しており、小学生のころから建設業に触れていました。
その為大学進学の際は何となく建築学科を選択しました。
(建築学科の人気の設計について、僕は苦手でした)
卒業後は建設会社に入社し、施工管理業務【建築現場監督】を行うことになりました。
建設業界で働いていく為には一級建築士を目指したい!と思いはじめました。
最後に
この記事では、一級建築士の合格までの注意点や合格までのポイントを長文にてお伝えしました💦
今後もみなさんの資格取得に役立つ情報や注意点を投稿していきます。
楽しみにしていてください❗
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